2008年06月30日

古くからの富貴蘭の販売

現代においても、とても人気の高い蘭である富貴蘭。この富貴蘭は、さかのぼること江戸時代から人気は博していたとされています。
富貴蘭はフウランの変異品種なのですが、今もなお改良がすすめられ、新しい品種がうまれていますが、江戸時代からあったというのは驚きです。しかも、形もこの時代には完成していたのいうのですからこれもまた驚きです。
この富貴蘭ですが、近年でも高価な花とされていますが、江戸時代当時も高価であったようです。
その販売の方法は、葉1枚につき幾らというような代価を算出していたようです。葉1枚当たり五両なら、この富貴蘭の標準割り子で5枚葉が基本とされていますから、販売価格は25両ということになります。このように高価な蘭は、とてもとても庶民の手の届く価格ではありませんでした。この富貴蘭の風流さも、庶民にはとても味わえるようなものではありませんでした。ではどんな人々がそんな販売価格で購入していたのかと言うと、やはり、大名のような上流階級の人々だったのです。この当時の将軍、徳川家斎が愛好していたというのが有名な話です。
庶民でも手を出せるようになってきたのは、戦後、富の配分が行われてきて、余裕の出てきた時代になります。  


Posted by 夏向花 at 11:36富貴蘭 販売

2008年06月29日

富貴蘭の販売について

数ある蘭の中でも人気の高い富貴蘭ですが、見たことも聞いたこともないという人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
この富貴蘭とは、野性蘭であるフウランの変異品種で、「日本富貴蘭会」で富貴蘭である認められたものを富貴蘭といいます。この富貴蘭は園芸店などで販売されていますが、実際にはこれを取り扱っている園芸店は数少ないようです。しかし、近年ではインターネットでも販売していますので、わざわざ園芸店に行かなくても手に入れるチャンスはあるようです。
富貴蘭とは、古くから愛されてきた蘭であり、その歴史は江戸時代にまでさかのぼります。11代将軍徳川家斎もとても愛好したことでも有名です。その花姿は、芸術的で、芸を楽しむ観賞用として用いられます。とても魅力的な花、茎、葉は、圧巻です。しかし、それだけではなく、甘い香りを漂わせることでも有名な花です。白い花からはとても強い甘い香りが広がります。この香りをバニラのような香りと例える人が多いようです。確かに、バニラも蘭科の植物であるため、仲間の一種なんです。色んな楽しみ方のあるこの富貴蘭、販売しているところを見つけ、購入されてみてはいかがでしょうか。  


Posted by 夏向花 at 11:20富貴蘭 販売

2008年06月28日

富貴蘭販売の価格

富貴蘭は人気のある植物なので、その販売の価格も高価になってしまいがちです。富貴蘭と一言に言っても、色んな品種があり、人気もまた違ってきます。多くの品種は人気と需給に左右される相場制の高い園芸なのです。富貴蘭の販売の価格は人気に左右されるわけですから、不変ではないのです。値段だけにとらわれてしまうと価格の変動によって一喜一憂することもあるし、そのことで富貴蘭という原点を見失ってしまうことにもつながってくるわけです。
様々な品種の富貴蘭が次々に生まれ、人気が上がっては落ちてゆくという富貴蘭もありますが、中には昔からの人気を保ち、現在に至っても大変根強い人気を維持しているという品種もあります。
人気がなくなったからといって、その富貴蘭自体の価値が下がるというわけではありません。むしろ、販売の価格も安くなり、逆に言えば手に入れるチャンスなのかもしれません。富貴蘭の芸を楽しむのは自分自身なわけですから、自分が気に入ったものがすべてなのです。バニラのような甘い香り、そして、それぞれ違った芸を持つ富貴蘭。この富貴蘭を手に入れるのも、そう難しいことではありません。自分好みの富貴蘭を探してみましょう。  


Posted by 夏向花 at 17:24富貴蘭 販売

2008年06月27日

富貴蘭を通販で購入するには

富貴蘭をインターネットのオークションなどの通販で購入するには、注意が必要です。「富貴蘭と言えば高価なものだ」というイメージがつよいために、インターネットオークションでの通販を悪用した出品者が出てきています。実物を見て確認できないことから、ごまかしがきくために、販売する側は、工夫を重ね、売るために少しのセールスポイントをアピールしていますから、それを購入する側の人が良いところを拾い上げすぎて、勝手に想像をふくらまし、得したと思っていても、実際に届いたものを見てみると、違う!と思うこともあります。通販といっても、柄性だとか姿が美しいものは、やはり「高価な富貴蘭」ですから、それなりの金額はします。ですから、購入をあせってしまうよりは、冷静に、自分の予算内で選ぶということを心がけてください。しかし、安ければいいというものでもないので、長い目で見ると、手堅い人から富貴蘭を入手するのが一番のように思います。信頼関係が一番です。代金相応のリスクを心がけておくことが大事です。そのためにも、まずはアナタ自身の富貴蘭への知識を持っておくことが大事といえます。ある程度の知識があれば、見極めるにも重要な鍵になってくるでしょう。  


Posted by 夏向花 at 11:02富貴蘭 通販

2008年06月26日

富貴蘭の通販

最近では富貴蘭をインターネットの通販で販売・購入するという人が増えています。その背景には、富貴蘭を取り扱っている園芸店の少なさがおおきく関わってきているようです。自ら園芸店に足を運んで選ぶというのが一般的ではありますが、近くに富貴蘭を取り扱う販売店がないという方にはインターネットでの購入が一般的となっているようです。
しかし、近年、インターネット富貴蘭界のモラルの低下が問題となっています。あまり知識がないままに購入してしまうと、大変なことになっていしまいます。主にオークションでの問題が多いようなのです。購入してみて、手元に届き、すぐに確認できるような違いだったら、出品者の評価で明らかになりますが、中には、本物か偽物かの見分けがつくまでに数年かかってしまうケースもあるようです。
珍品と思っていたものもすでに出回っている実生銘品だったり、富貴蘭といえば小さいものですが、購入当時小さかったものも大きくなってくる場合もあります。そういった場合、何年も経ってしまっていて、出品者に文句を言うこともできず、泣き寝入りしるしかないということになってしまうのです。それを悪用する悪い出品者もいますので、十分に注意が必要です。  


Posted by 夏向花 at 10:41富貴蘭 通販

2008年06月25日

富貴蘭を通販で購入する注意点

江戸時代から注目されてきた富貴蘭。この富貴蘭を通販で購入するポイントをいくつかおさえておきましょう。
富貴蘭といえば、野生蘭であるフウランの変異品種ですが、富貴蘭という名前をもらえるまでには、「日本富貴蘭会」で認められなければなりません。その時点で、厳しい審査を通ってきた富貴蘭ですが、見極めるのは、購入する本人、アナタなのです。
近年では、インターネットでの通販が盛んになっています。その方法で入手する場合には、まず、固体のスケッチとして色々と説明の書いてあるものを冷静に検証してください。
すべてが偽物というわけではありませんが、名のある実生に別の名をつけて販売していたり、縞もないのに堅状線と絣斑を指して縞だして販売しているものもまれに見られます。ですから、富貴蘭として売られていても、違ったものもあるかもしれないので、購入者であるアナタもそれなりの知識が必要になるわけです。
しかし、富貴蘭と言えば背丈の小さいことで有名ですが、何年も月日が経ち、背丈が伸びてきたりということもあるので、購入したそのときに結果がわかるというものでもなさそうです。
ですから、説明をよく読み、ある程度知識を養い、それからの購入をオススメします。  


Posted by 夏向花 at 10:30富貴蘭 通販

2008年06月24日

富貴蘭を購入するには通販

着生蘭であるフウランの変異品種、富貴蘭はとても人気のある蘭です。見ごたえのある葉や花は観賞用としても優れていますし、甘く、バニラのような香りを放つ花はとてもよい香りが楽しめます。
古くは、江戸時代の前からこの富貴蘭は人々に愛されてきました。徳川幕府の頃には、大名行列の籠につるしたりだとか、11代将軍徳川家斎がこよなく愛したとされる蘭でも有名です。高貴な人々に愛された蘭でもあるのです。
日本蘭なので、乾燥にも強く、コツさえつかめば簡単に栽培できてしまうことから、現代においても、とても人気のある蘭なのです。
では、どうやってこの富貴蘭は手に入れることができるのでしょうか。一般的には、園芸店に足を運び、気に入ったものを購入するということでしょう。しかし、実際にはこの富貴蘭を扱っている販売店はとても少ないのが現実なのです。ですから、この富貴蘭を扱っている園芸店が、お近くにない方は、通販で購入するという方法がよいでしょう。通販の場合は、野性蘭や蘭科植物を扱っている園芸雑誌の広告を見てみるのが一般的な入手方法でしょう。しかし、最近では、こんな広告だけでなく、インターネットで簡単に通販できてしまう場合も多いようです。  


Posted by 夏向花 at 10:18富貴蘭 通販

2008年06月23日

富貴蘭の販売

富貴蘭とは、数ある日本蘭の一種で、木に着生する蘭のフウランの変異品種のことです。この富貴蘭が富貴蘭として認められるまでには、厳しい審査もあります。その富貴蘭は、「日本富貴蘭会」で審査されます。そもそも、富貴蘭の由来は、さかのぼること江戸時代、11代将軍徳川家斎が愛好していた蘭で、その当時から、この蘭は高価なものでした。高貴な人々に愛された蘭だから富貴蘭。納得のいく由来です。富貴蘭は主に園芸店などで販売されていますが、固体変異に対する強い好奇心から、斑入りなどの変わり植物が愛されるようになり、フウランの変異種である富貴蘭などの変わり植物は高価にて取引きされたので、“お金の成る延喜の良い植物”となり、そのことから、延喜草とも言われ、いまだにその文化的な伝統が受け継がれているのです。
富貴蘭は高価だというイメージが強いのですが、低価格でお手ごろな富貴蘭も中にはあります。販売している園芸店に問い合わせてみてもいいですし、販売している園芸店に直接足を運び、そして直接目で見てみるのもいいかもしれません。自分好みの富貴蘭との出会いがあるかもしれません。ただ、富貴蘭を取り扱っている販売店は少ないというのが実情のようです。  


Posted by 夏向花 at 20:20富貴蘭 販売

2008年06月22日

富貴蘭を通販で

日本の野生蘭の中にフウランという蘭があります。フウランという蘭は着生蘭の一種であり、山奥の岩や古い木に太い根を這わせて着生しています。風を好むことから風蘭と呼ばれているようです。そのフウランの変異品種で富貴蘭という蘭がありますが、これは、「日本富貴蘭会」で審査を受け、新品種に値すると認められたものが富貴蘭として名のることのできる蘭なのです。その認定には、他の品種にはない特徴を持ち合わせているもの、ある程度の鉢数が揃っているもの、色や形や姿などの芸に持続性のあるものなど、厳しい審査があるのです。みなさんもご存知のとおり、蘭はそのものが高価というイメージが強いと思います。中にはもちろん高価なものもあります。しかし、低価格で楽しむことのできる富貴蘭も中にはあります。だいたい、園芸店にて購入するのが一般的ですが、その富貴蘭は通販で簡単に手に入れることもできます。インターネットなどで検索してみたら、色んな園芸店がありますので、調べてみるのもよいでしょう。
江戸時代には11代将軍徳川家斎も愛好した蘭として有名ですが、高貴な人々に愛された富貴蘭を是非通販で購入してみたらどうでしょうか。  


Posted by 夏向花 at 19:37富貴蘭 通販

2008年06月21日

富貴蘭のもととなるフウラン

富貴蘭のもととなるフウランは、野生蘭の一種で、木に着生する蘭のことです。このフウランは、成長がとても遅く、通年を通して安定した葉姿が楽しめる蘭です。観賞用として栽培される場合が多いようです。このフウランは驚くことに、葉が1枚発生してから、すべての展開を終えるのにも4ヶ月はかかります。
しかし、このフウランは日本蘭の一種で、乾燥に強く、丈夫な植物なので、コツさえつかんでしまえば、とても育てやすい蘭なのです。
蘭と言えば、みなさんのイメージでは“とても高価”という印象が強いはずです。その証拠にこのフウランや富貴蘭はとても高価なものもあります。しかし、そのイメージとは逆に、園芸店へ行けば数百円程度から購入することのできるものもあるのです。
フウランはとてものんびりと生きている蘭です。春に白い花をつけますが、その香りはとてもよい香りです。バニラのような甘い香りというのが一般的でしょうか。ちなみにバニラも蘭科の植物なのです。この甘い香りは特に夕方になると濃厚に匂いを漂わせます。魅力のある花姿は観賞用としても楽しめ、そして香りも楽しむことのできるということで、このフウランはとても人気のある花なのです。  


Posted by 夏向花 at 17:56富貴蘭 フウラン

2008年06月20日

富貴蘭とフウランの違い

富貴蘭とは、野性蘭であるフウランの変異品種として有名な花なのですが、細かくは、どのような違いがあるのでしょうか。
富貴蘭とは、フウランの変異個体のうち特に優れた葉の斑模様、つまり“葉芸”を持っていて、特別に「日本富貴蘭会」に登録されたものを富貴蘭と呼んでいるのです。
この富貴蘭の歴史は古く、さかのぼること江戸時代、このときの11代将軍徳川家斎が愛好した蘭とされています。この徳川家斎が愛好したことによって、一大ブームが巻き起こり、大名行列の籠の中にフウランの鉢をぶらさげて、香りを楽しんだお殿様のいたとのことです。
富貴蘭、フウランと言えば、あの独特な盛り上がった植え方ですが、この植え方についても、すでに江戸時代には完成していたようです。
富貴蘭という名前の由来は色々とありますが、どれも定かではないようです。たとえば、富貴蘭のすべてが観賞用の対象となる「富貴」な姿からきているという説もありますし、この富貴蘭が高価だったために、高貴な人々に愛好されたからという説も否めません。ただ、どちらにしても納得のいく由来ではないでしょうか。
富貴蘭とフウラン、そんなに大きな違いはないのではないでしょうか。  


Posted by 夏向花 at 17:38富貴蘭 フウラン

2008年06月19日

富貴蘭 フウラン

富貴蘭とは、野生蘭であるフウランの変異品種のことです。ここでは、富貴蘭のもととなったフウランについてご紹介したいと思います。
フウランとは、単子葉植物ラン科に属している、木に着生する常緑多年草です。茎は短く直立していて、隙間なく葉をつけます。この葉は細くて硬く、先端の方がとがった形をしていますが、断面が三角になるほど厚くて、鎌形で互生します。このフウランは夏に花茎を出します。花の色は白く、数個の花をつけます。その花びらは、萼片が3枚で、花弁が2枚という構造になっています。距は彎曲していて、花柄と同じくらいの長さがあります。この萼片、花弁、距、花柄は白色をしています。その花はとても美しくて、香りもよく、観賞用に栽培されています。また、園芸品種でもあります。フウランは、一つの株では、ほとんどの花が同じ方向を向いて咲くので、非常に印象的なのです。
このフウランも富貴蘭も、ともに日本蘭なので、とても乾燥に強く、栽培もそれほど難しくなく、ポイントをおさえていれば、誰でも簡単に栽培できてしまうようです。
富貴蘭は江戸時代に富貴な人に愛好される蘭として有名だったためにこのような“富貴蘭”という名前がついたとされています。
  


Posted by 夏向花 at 17:19富貴蘭 フウラン

2008年06月18日

富貴蘭 フウラン

ここでは、野性蘭である“フウラン”の変異品種である、富貴蘭についてご紹介したいと思います。
このフウランの変異品種、富貴蘭は、さかのぼること江戸時代、そのときの11代将軍徳川家斎がこよなく愛したとされる蘭として、有名な花なのです。この富貴蘭は、このようなお殿様と呼ばれるようなお金持ち、つまり今で言うセレブのような人しか愛好できないほどの高価な蘭でもあって、そのことから“富貴な人”が愛好する蘭というイメージになっているわけです。
みなさんも知ってのとおり、現代では、“蘭は高価”というイメージはここからきているのです。なぜか蘭という花は高価であるという印象がついていますが、とてもハイカラでキレイな花を咲かせる蘭はこの“高価”というイメージがピッタリなのかもしれません。
洋蘭についても同じことのようです。廃仏棄釈の時代にハイカラな花として、人々にもてはやされた蘭なのですが、これも一部上流階級の人にしか入手栽培できないような高価なものでした。このことからも、蘭というのは全体的に“高価”という印象を持つ風潮があるようです。蘭を愛好するのはお金持ちのシンボルと言っても過言ではないのかもしれません。  


Posted by 夏向花 at 16:58富貴蘭 フウラン

2008年06月17日

富貴蘭 フウランについて

世の中にはたくさんの種類の花があります。その中で、富貴蘭という花を紹介します。この富貴蘭の由来ですが、野性蘭の中に分類される、フウランという蘭の変異品種というところからきています。このフウランというのは、日本で自生する蘭なのです。日本の中でも、関西よりも西にある常緑樹に着生するという蘭のことです。フウランは風を好むことから、“風蘭(フウラン)”という名になったとの話があります。このフウランの変異品種である富貴蘭は、洋蘭のバンダという蘭の仲間とされています。ここではバンダという蘭を比較に出しましたが、洋蘭の中ではこのバンダよりも、もっと近い仲間もいます。この富貴蘭は、これらの洋蘭の仲間ではありますが、大きさはなんと、大きいものでも10センチから15センチほどしかない、小型の蘭なのです。そんな小さな蘭なのですが、国産の蘭ということもあり、とても丈夫であり、乾燥にもとても強いため、ご家庭で栽培をする場合にも、基本的なポイントさえ押さえておけば、簡単に栽培できてしまうという優れた部分もあります。
フウランの花は6月の下旬頃に開花します。そして夕方になると、白粉のような甘く、よい香りを放ちます。  


Posted by 夏向花 at 14:04富貴蘭 フウラン