2008年07月21日
富貴蘭 山野草
「富貴蘭」と「山野草」。この2つをつなぐ共通点とはなんでしょう。山野草とは、日本国内の山奥などに自生する植物を表しています。別名「山草」とも呼ばれています。そして、富貴蘭とは、そんな山奥に自生しているフウランの仲間であること。つまり、富貴蘭は、山野草の進化した姿、ということになるのです。富貴蘭は古くから人々に愛好され、そして改良を加え、実に多くの品種を持つ園芸用の植物になっていったわけです。その花は白く美しく、茎は厚くたくましく、そして香りは甘いという植物なのですが、それはフウランも同じこと。住む環境が多少異なるというだけで、富貴蘭は野生の山野草であるフウランとなんら変わりがないのです。
山野草は野生のものだけというわけでもなく、最近では市場に出回っていることも多いのです。その姿の美しさに、野生のものだけにしておくのはもったいないという考えからなのでしょうか。色んな人が目にできるという利点があるのは確かですが、あまり流通しすぎると、完全に野生である山野草が絶滅してしまいかねません。そんなリスクがあるのが現実ですが、そんなに美しいものならば、観賞してみたいと思うのが人間のさがなのかもしれませんね。
山野草は野生のものだけというわけでもなく、最近では市場に出回っていることも多いのです。その姿の美しさに、野生のものだけにしておくのはもったいないという考えからなのでしょうか。色んな人が目にできるという利点があるのは確かですが、あまり流通しすぎると、完全に野生である山野草が絶滅してしまいかねません。そんなリスクがあるのが現実ですが、そんなに美しいものならば、観賞してみたいと思うのが人間のさがなのかもしれませんね。
Posted by 夏向花 at 14:24
│富貴蘭 山野草